2013年10月6日日曜日

オバマケアで色々閉鎖

お久しぶりです。
アメリカでは景気が悪くなると、病院がヒマになるそうです。ずばり医療費が高いからです。みんな病気になっても我慢してるんですね。看護婦さんもする事なくてあまっちゃってるって話。

ご存じだとは思いますが、今アメリカでは一部政府機関が閉鎖しています。何故かって?
最大の焦点は、オバマ大統領が打ち出した「オバマケア(医療保険制度改革)」に共和党が反対していて予算が通らないせいです。

アメリカでは日本のように全国民が保険に入るのではなく、それぞれが民間の保険会社が提供する医療保険に自費で入らなければなりません。それがいくら位かって?安いのから高いのまで色々あるようですが、とある3人家族は、月およそ1000㌦(10万円)支払っていると聞きました。大変ですよね、家賃並みですから。

なのでアメリカには無保険の人が5000万人位いるそうです。
保険料を会社が負担してくれる所も多々ありますが、病気になる→リストラされる→保険も終了って事もありますからね、会社で良い保険に入ってるから大丈夫❤と安心できませんよ。

低所得者や高齢者には「メディケア」という公的な保険がありますが、その少し上の中間層の人達、中途半端にお金を持ってたり、でも持っていようなら、取り上げられてしまうって話もよく聞きます。
病気になった上にお金の心配をしなければいけないなんて・・・。
弱り目に祟り目、泣き面に蜂ですよね。ひどい。

そしてアメリカの保険会社は、いかに医療費を払わないようにするか、っていうのが仕事の1つみたいですね。病人に保険を払わない事を成功させるとボーナスが出るっていうのも聞いた事がありますが本当ですか?

そしてそしてアメリカの破産者の実に6割は医療費を払えなくなった人達なんだそうです。

で、共和党、何でこんなに反対してるかというと!
財政を圧迫させる事と、国民の選択肢を狭める、って言ってますが、財政圧迫っていうんなら戦争などをやめた方が良いんじゃないか、とワタクシは思うのですが。自国の国民守りましょうよ。

ま、わたし達旅行者にはあまり関係ないかと思いきや・・・
 




 
 色んな所が閉鎖されてました。
今、グランドサークルなどの国立公園に行ってる人達はどこにも入れなくて途方にくれてる事と思います。
早いところ解決する事を願います。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿