2013年10月31日木曜日

メキシコシティ郊外ソルチミコに小旅行

メキシコのホテルって・・・・・
ほとんどの所がチェックアウト 午後1時なんです。
で、チェックインも午後1時とか2時、中には午前10時っていうホテルもあって「???」なんですが、何となくゆっくりしてても良い様な気がして、いつもお昼頃までダラダラしちゃいました。へへ。
         ✿✿  ✿✿  ✿✿  ✿✿

今日もメキシコシティ郊外に遠足に出かけました。行先は「ソルチミコ」。(世界遺産)
水路が張り巡らされていて、まるでメキシコのベニスなんですってよ。メトロと電車を乗り継いで行きます。
 
 
メキシコの電車の駅名表示です。↓ 字の読めない人にも解るように、駅名が絵になってます。「私の家はヤシの木の駅よ(一番右)」「うちは後ろ髪の長い紳士の所(左から4番目)」とか言ってるんですかね。


1時間位で到着しました。
「ソルチミコ(あっち)⇒」と書いた表示に従って歩いてたらそこに!


 えっ、何で?


道端でギュウギュウになった家畜たち。
・・帰りには引き上げてたので、何だったのかは謎です。「?? (´-`)??」

さて、ソルチミコに着きました。普通の街の突き当りが水路になっていて、何やら派手なボートがたくさん浮かんでいます。皆、これに乗りにはるばるやって来るんですね。

 
わたし達の元にも、あんまりしつこくない客引きが寄ってきます。
1時間乗って300ペソだと言います。誰に聞いても300ペソ(2300円位)だそうです。

川も綺麗じゃないし、ベニスって言われても・・・あまり気乗りしないわたし達。
「どうする?」「どうしよっか?」
「やめる?」「えー、ここまで来て?」
とかモジモジして人通りの無い道を歩いてたら、自転車こいだオジサンが「200ペソ」って言ってきたので、渋々乗る事にしました。

わたし達が乗ったのは「デルロサリア号」10人乗り位の船に2人でちょっと寂しいです。

 

ぽつーん


この風景・・・何か見た事あるなぁ・・・と思ったら、ベトナムのミトーの川下りみたい。
 
 
 民芸品やビール、食べ物も売りにきます。
 
 
 ただ1つ違ったのは・・・マリアッチの人達が流れてくるんです。(↓下の写真右手前)
 

 わたし達の船に横付けして「1曲どう?」って聞いてきました。値段が1曲100ペソ(770円)だったんですが、すぐに80ペソに下がりました。今考えてみれば1曲やってもらえば良かったなぁ、と思うんだけど、テンション低めの2人にマリアッチの人10人って何だかちょっと・・と思ってお断りしたのですが、それでもみんなニコニコして手を振って「アディオース」とちっとも嫌そうじゃなくて、メキシコ人って本当に良いな~とまた思っちゃった。


特に大きな盛り上がりとかもなく、ただユラ~っと乗ってただけなんだけど、他の船の人達も楽しそうで、何だかホンワリとしてしまいました。自転車で追っかけてきた舵取りのオジサンも静かで良い人で、またもや気持ちの良い満足な小旅行となりました

しかしメキシコ人って本当に幸せそうでいいな。


 

2013年10月29日火曜日

メキシコのピラミッドと物売りが面白い件

今日はメキシコの世界遺産「ティオティワカン」へ行ってきます。ピラミッドがあるのです。

まずはメトロに乗りましょう。

乗車賃1回3ペソ(22円位)
 

メトロ車内では、物売りが入れ替わり立ち代わり何かを売りに来るんですが、メキシコの物売りは本当に面白いです。「♪なんちゃらかんちゃら~シンコーペソォ~(5ペソ)」と、歌のように声を張り上げて車輛を練り歩いていきます。売ってる物はライターだったり、チョコレートだったり色々です。たんこぶお気に入りは、背中に大きなスピーカーをしょって大音量で音楽を鳴らしてCDを売りに来る人。(・∀・)タノシイ。しかも結構売れてるんです。

あぁ、そうそうティオティワカンに行きました。メトロからバスに乗り換えて1時間位かかるんだけど、ここにも押し売りならぬ「押し聞かせ」が乗って来ました。

「押し聞かせ」 途中で乗ってきて3曲位歌って出ていきました。
 

たいして上手くもなかったけど(ゴメンよ)、その心意気に10ペソ!(77円)
よく見てると、信号が赤になる度にみんな色々工夫した「押し売り」をしています。
超早業で窓を拭く人(押し拭き)、横断歩道で車の前に出てきてジャグリングを見せる人(押し見せ)。
みんな何て偉いんだ!自分で仕事作ってるよ。ちっとも嫌そうではなく、キビキビ働いてる所がカッコイイ
どこかの先進国のように、「だって仕事が無いんだもーん」と言いながら失業保険もらってる人より断然素敵。


あぁ、そうそうティオティワカン。3時到着。(遅すぎだよ。)
ガラーンとしています。(遅すぎだから。)
 


さて、ピラミッドに到着しました。どうです、このみんなのやる気のなさ。ノンビリした様子。

 

さ、では取りあえず太陽のピラミッドに登ってみましょう。

 

降りました。次は月のピラミッドへ向かいます。

 

と、そこにカワイイおじさんがオカリナを吹きながら近寄ってきましたよ。
この遺跡にもたくさんの物売りが居ますが、全然しつこくなくて「ノー、グラッシァス」って言うと、どこかで覚えた日本語「タダドーゼーン」と言いながらどっかに行っちゃいます。こんな遠慮がちな物売りだと、買わない事が悪いような気がしてしまいます。
これがエジプトの物売りだと、「タダでも買うか(;`皿´)マケルモンカ」と、ワタシの黒い心がムクムクと盛り上がってきちゃうんですけどね。おほほほほ。(あらやだ。)
おじさんから小さな「ふくろう」のオカリナ購入。たった10ペソ(77円)。100個位買ってあげたい位カワイイおじさんとオカリナ。(オカリナは日本に送ってしまって写真がありません残念)心に残るおじさんでした。


月のピラミッドはHさんだけが登りました。(ワタシはもういいや。)
 
この先に立っています。
 
 
この遺跡にロバが居たら楽しいだろうなぁ・・・などと思ったけど、あんまり商売熱心じゃない所がメキシコの良い所なんです。
 
 
帰りのバスから見たメキシコシティ郊外。何だかすごいな。降りてみたいけど・・・。



帰りのメトロの通路には、更に物売りが増えて大賑わいでした。
たった5ペソ(38円位)のお菓子1個を堂々と売る姿に大いに考えさせられた1日。あ、今日のメインはティオティワカンです。




おまけ・・・

 メキシコのスープは美味し過ぎる。
メキシコの農家では、肥料が未だ糞尿の所もあるので、生野菜は注意(危険?)です。何でも野菜洗い専用の洗剤があるのだそうです。でもこれで洗ってない所もありそうだし・・・水道水も危ないんで、サラダを避けて、野菜の入ったスープをよく飲んだのですけど、これが美味しかったんですよ。

トルティーヤスープ(ライムを山盛り絞る)
 チキンとお米のスープ(ここにも山盛りのライム)
 アスパラガスのポタージュ(ライムなしよ)
 ベジタブルスープ(ここもライム山盛り)
 
 メキシコの何の変哲もないパン。メキシコのパンが美味しいなんで聞いた事なかったけど、どこのパンも不格好だけどホントに美味しくて驚いた!

スープを頼むと必ず出てくる山盛りのライム。コロナビールにはライムだけでなく、塩をかけて飲んでる人を見て真似してみたら美味しかった。(H)

メキシコシティ・・・・・・楽しい
 

2013年10月28日月曜日

怖くないメキシコシティ

メキシコシティはどうやらゲイフレンドリーな街みたいですよ。
短い滞在なのに、堂々とキスして抱き合ってる男性カップルを8組も目撃してますから。
 


うふふふふ❤

 
メキシコシティ、居心地がいいです。来る前に悪い噂を色々聞きすぎて、耳(も)年増になっていましたが、全く違ってます。 まず、町に生首は落ちていません。(当たり前)だって噂が・・・

そして、観光の中心地ソカロ付近や、オシャレ地区の治安は悪くありません。1人でウロウロしても問題なし。

日本人は黒髪だし背も大きくないので馴染みやすいよね。とHさんに言ったら「え?俺は別に・・」だって(・`ε・´@)チェッ何だよ

では何故メキシコへ旅行⇒「ヤバイヤバイ、止めときなよ」と、なるのか?

メキシコの安全情報を調べると、世界有数の治安の悪さなどと書かれている事もあります。もしかして一昔前は悪かったんじゃないかと思うんですが、今のメキシコは、観光収入が重要な資金源となっているので、政府が積極的には治安問題の改善に取り組んでいるそうです。実際警察官もそこら中に立っているし。そろそろ危険情報のアップデートを行っても良いのではないか、と(勝手に)思いました。
ただ国境付近の麻薬戦争は相変わらず続いていますので、ここら辺の問題が怖すぎて、なかなか「メキシコ安全だから来てね❤」とはならないのかもしれないですけど。
 
警官。よく立ち食いをしている。
 


個人的な感想では、「隙があれば盗ってやる(ィヒヒ...)」的な、常に緊張を強いられるヨーロッパより遥かに気分が楽なメキシコシティな気がしました。(あ、つり銭ごまかしする人はいません。そんな事考えた事も無さそうです。)

今日は雨が降ったので、観光バスに乗ってみましたよ。安かったし(140ペソ=1000円位)。 

2階建てバスだけど、雨だったので全員1階でギュウギュウ詰め

 
 
このバス、3時間かけてメキシコシティの美しい所を案内してくれます。(多分白人地区ですかね?)並木道に立ち並ぶカフェやブランドのお店はどこかヨーロッパを思わせてくれて大変美しいんですが、そんなの日本でもありますからね、普通のメキシコの方が濃くて面白いですよ。
 
 近代的なビル。
 
 
オープンカフェがあっちっこっちにあります。
 
 
 

 
 
 
でも、やはり思った通り、階級社会の強いメキシコですから、こっち側の美しい小洒落た地区に、あの小さい丸っこいメキシコ人は歩いていません。なのでワタシも歩くのをやめておきました。階級もないし丸っこいので。
 
でも貧しいあっち側の丸いメキシコ人は、皆明るくて楽しそうですよ。親切で働き者で、街は汚いですが、その汚い地面を何と毎日洗剤で洗ってるのを目撃してちょっと感激しました。

汚いのが嫌いなはずのHさんがメキシコでは「汚い」と言いません。が、食べ物には注意を怠りません。
 
 
さて、明日は世界遺産のティオティワカンに行きます。ピラミッドがあるらしいのです。メキシコにピラミッドがあるなんてちっとも知りませんでしたよ。

おまけ・・・メキシコの高校生


 

2013年10月23日水曜日

ルチャ・リブレで活躍の日本人選手


わたし達は格闘技ファンですから、メキシコに居るのなら当然ルチャリブレを見に行くに決まってます。  
過去にはK-1やプライドを欠かさず見てましたからね。観戦にも行きましたよ。そしてHさんは小学生の頃、ルチャ・リブレ空中殺法の日本第一人者、グラン浜田選手(誰?)に憧れてプロレスラーになりたかったらしいですよ。

小さな巨人・グラン浜田選手(左)と、千の顔を持つ男 ミル・マスカラス(マスクプレゼントの懸賞には勿論ハガキ出してたって。(??))
 


開催予定はこのサイトで調べる事ができます。ルチャ・リブレ
わたし達はArena Coliseo(アレナコリセオ)まで行ってきました。




会場付近に行くと、マスクを売った露天が軒を連ねてワクワクします。マスクの価格は70ペソ(550円位)。(買いませんでしたけど)


座席はリングサイド1-2列目で168ペソ(ダフ屋で150ペソ=1200円弱)会場は小さいので、どこでも楽しめますが、リングサイドだと場外乱闘の時、手が届きます(◕ฺ∀◕ฺ)..+*。さわりたい
わたし達は1階席10列目で75ペソの席を買いましたが、十分近かったです。
(2階席は30ペソー40ペソと格安です。)

会場にはカメラ禁止と知らず、入口で取り上げられてしまってガックリしましたが、仕方ありません。
なので写真は試合終了後のこれだけ。
 

 

ルチャ・リブレ、面白い!何て言ったらいいか・・・雰囲気が庶民派。

たんこぶの選ぶ BEST はこの人達 ↓ (この人達はイメージです)
 

スタイル抜群の水着の女性5人が何度も踊りに出てくるんですけど・・・
何と言っていいか・・・顔が・・そして雰囲気も・・・B級なんです。(す、すみません。でも本当にチープな感じなんです)
だけど存在感は抜群なんですよ。大切にされてる感じ。この場に絶対必要で、たんこぶはプロレスよりこの人達に釘付けになってしまいました。(水着を何回も替えてくる所も楽しい。SEXYダンスだし❤)

おっと、いけないいけない、肝心のプロレスはと言うと、想像通りの楽しいエンターテイメントだったんですけど、第4試合の3対3のタッグマッチに明らかに「日本人」顔したレスラーが登場したんですよ!パンツは日章旗。
「あれ、日本人だよね?」「絶対そう」とざわめくわたし達。
どうやら彼は悪者チームの一員で最後には負けてしまったんですが、試合終了後、相手方に指さされてマイクで「●×△◎xx●ーオリャー(怒)」と何か怒られてる風。そしたらその日本人、何を思ったか怒鳴る彼からマイクを取り上げ「何言ってんだかわっかんねぇんだよー」と日本語で返して会場をドッと沸かしておりました。
いい!この人。帰ってから調べてみたら、「Namajague(ナマハゲ)」と名乗っていて、「へぇ、秋田出身なんだ~」と思ってたら、新潟出身で、新日本プロレス所属の「三上恭佑さん」という人でした。以前はナマハゲのマスクで戦ってたようです。
2012年から海外への無期限武者修行に出ているんだって。

偉い!頑張れナマハゲ選手!三上選手リンク

プロレスの本場メキシコで活躍してる日本人を目の当たりにして、感慨深いメキシコの夜なのでありました。
 

2013年10月22日火曜日

エルメスも認めたテナンゴ刺繍を買いに行くのだ

ワタシ(たんこぶ)はさぼってばかりいるが、雑貨の買い付けもしているんだった。いけないいけない。

今日は「Bazar de sabado(土曜市)」に行ってみるのだ。場所はMetroBusのLa Bombijja駅から徒歩5分。
MetroBus(メトロブス)っていうのは、車道の端が専用レーンになっているバスで、3-4分置きにやってくる渋滞知らずの優れものの乗り物。日本のように専用カードを買って乗るんだけど、お金が足りなくてモタモタしてたらメキシコ人の男の子がおごってくれちゃった。「どこから来たの?」「日本から」「ウエルカム トゥ メキシコ」と言いながらニッコリしてサーっと去って行っちゃった「えええーグラシアース❤」
いいじゃーん、メキシコ(・∀・)イイ!
 
 真っ赤な2両編成のバス(ブスと呼ぶ)乗車賃1回6ペソ(45円位)
 

で、La Bombijja駅到着。何だかオシャレな地区みたいで心弾む。たんこぶのお目当てはずばりこれ。

「エルメスも認めた刺繍」
か、かわいいよ!(興奮)
 
 
この市は、名前の通り土曜日だけ立つ市場で、主に絵を売っているみたい。たんこぶお目当てのテナンゴ刺繍のお店は5件位しかなかったけど。

石畳が敷かれた坂道を上がっいくと、両脇にはマリアッチも居るオシャレなレストランが並んでていい感じ。
 


 
おじさんとおばさんがその場で刺繍してたこのお店がたんこぶお気に入り。
↓ 選んでるワタシ楽しいよ~
 
 
買ったのがコレ❤コースターです。手刺繍ですよー、可愛くないですか?
東京のとある雑貨屋で売ります。欲しい人はメールしてくださいねー。


 
おまけ。
 
床屋に貼ってあった恐いデザイン画。