2013年12月1日日曜日

アルゼンチンのカフェ文化

アルゼンチンはカフェ文化がすごい所。 
至る所にカフェがあって、みんな気軽に寄って飲んだり食べたりしています。
日本も何年か前から喫茶店が消えて、小洒落たカフェが増えましたが、あれって何だか客を選ぶ感じでどうなのよ?と思いますが、アルゼンチンのカフェは「昭和の喫茶店的」な落ち着いた雰囲気で、老若男女全てを受け入れてくれる感じでとても気に入りました。働いてる人も年配のオジサン(カマレロ)ばかりなのは、スペインの文化をそのまま受け継いでいるのだと思います。

こういうお店、日本には有りそうで無いな。チェーン店ではないオリジナルな渋いカフェ、ぜひ誰か開店して下さい。ワタシ行きますから。



アルゼンチンのカフェは、スペインのカフェと、形はとても良く似ていますが、スペインのカフェは夜はバル(BAR)に変身してしまい、主にタパスでお酒を飲む所になりますが、アルゼンチンは昼も夜もメニューが変わらないようです。(お酒もケーキもステーキもある)

で、アルゼンチンの夕食は、ヨーロッパと同じように8時を過ぎてから始まるのですが、みんな小腹がすくのか夕食前の夕方5時頃にカフェにやってきて、コーヒーとサンドイッチやクロワッサンを食べに集まってきて、にわかに活気付くのです。(←わたし達は本気で夕飯食べてるんだけど、アルゼンチンの人はおやつのようです。)
昨日の夜行バスで出てきたサンドイッチも前菜の前のおやつだったのかしらん。

こういう昔からピザ屋さんもブエノスアイレスでは何件か見かけました。味は「・・・(・∀・‵)アレ?」。


ワタシが気に入ったのは「カフェオレとクロワッサン2個」っていうセット。どこのカフェにもこのセットがあって、これはアルゼンチンの定番メニューみたいですよ。
お店によっては、やけに小さいコップに炭酸水と生搾りオレンジジュースが一緒に付いてくる事もあります。値段は忘れてしまいましたが、30ペソ前後だったかな?(500円位)クロワッサンは甘い砂糖がうっすらとコーティングされててとても美味しいのです。


さ、夜行バスは定刻通りにメンドーサに着きました。ここはアルゼンチンで一番のワインの生産地です。そう、ワインの生産地は世界共通で、気候が良くて素敵な場所が多いのですよ。その通り気候は最高!
 
 





 
 
でしたが、街の空気の汚さには参りました。目に見える程の排気ガスが結構辛かったです。緑が多くてキレイな街なのに残念。目までショボショボしてきちゃいましたよ。
 
写真真ん中のモヤモヤは霊ではありません。排気ガス。
 
 
住民はブエノスアイレスと違ってすいぶん田舎っぽくなり、美しい人は居なくなりましたが、代わりに親切で良い人が増えたように感じました。
この街はどうやらスペインと同じく「シエスタ」があるのか、1時頃から4時頃までお店が閉まって、街がガラーンとしてしまうのです。その代り、夜は8時過ぎまでお店が開いていて、みんな楽しげにウロウロしているのです。

誰も居ない午後2時。お店はどこもシャッターを閉めてしまいます。

 
 
夜8時のにぎわい (人気アイスクリーム屋の行列)
 
メンドーザでは、観光客はワイナリー巡り(ボデガ巡りという)や南米最高峰アコンカグアを見に行くツアーに参加するようですが、わたし達はどれもせず、街をフラフラして2日間だらけてました。(夜行の乗り物に乗った翌日は使い物にならないのですよ。)
 
明日はいよいよアンデス山脈を超えてチリのサンチャゴに向かいます。このバスの通る道は絶景ルートという事で楽しみなのです。明日のバスはセミカマ(2等)です。

おまけ。ブエノスアイレスで売ってたロウソク。ネェ、コレ燃やしちゃっていいの?∑( ̄Д ̄;) 
 
 
 


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