2013年12月4日水曜日

チリ・サンチャゴの野良犬たち

サンチャゴには野良犬がたくさん居ます。どの犬も道の真ん中でダラーンとしてて、人間が来てもびくともしません。これをいい事に撫でまくってしまいました。かわいいよぅ❤


 黒いのは雑巾みたいだけど犬。 


  
 



みんなおとなしくて丸々太っています。食べ物はもらっているみたいだけど、どの子も誰にも構ってもらえません。1度だけ構ってもらってるのを見ましたが、通り道に居る犬が邪魔だったようで、女の人達に足でグリグリどかされてました。
グリグリしないでぇ・・・

サンチャゴの人に、何でこんなに犬がたくさん居るのか聞いてみたら、みんな子犬が大きくなったら可愛くないから捨てるのよ。と言ってました。だからなのか、雑種ではない良い犬をたくさん見かけました。
最初は、ダメだよ捨てちゃ!と思ったんだけど、良く見ていると、犬も自由に歩き回ってて満腹で結構幸せそうに見えるんですよね。なので、これでも良いのかな?とも思ったけど、やっぱり捨てちゃかわいそうだよね。

箱に入れられた子犬が夜の商店街に置かれていた。


実はチリには知り合いが2人も住んでいるんです。
1人はHさんの実のお姉さん。もう1人はHさんの同僚だったドイツ人の女の子。お姉さんはチリ人と国際結婚しているので、ここに住むのは当たり前と言えば当たり前ですが、何故、チリという日本にとってマイナーな国に2人も知り合いがいるのか?偶然ですけどきっと良い所なのでしょう。興味あります。

さて、サンチャゴ市内に着きました。
ブエノスアイレスと比べるとサンチャゴはずい分と田舎っぽいですね。何だかノンビリしています。
ついでに言えば人の顔もちょっと田舎っぽい気がします。

サンチャゴの人はすぐ集まってくる傾向にあるようです。所どころにこういう塊があると大抵真ん中で何かパフォーマンスが行われています。みんな素朴な顔ですよね?

 街には高層ビルがたくさんあります。進んでいるのか遅れているのかわからない国です。

ところどころで路上ピアノがあって自由に弾いていいみたいです。
進んでるんだか遅れてるんだか益々わからなくなります。


食べ物も素朴です。価格は割と高い。(日本より少し安い位)
見た目と同じで不味くないけど美味しくない。味がボンヤリしている。


魚介類のスープは味がしないし、肝心の魚介は大味。ステーキも大味。
そこら中にホットドック屋さんがあるけどまずい。パンが不味い国。すみません。

チリは南米で最も安全な国と言われていますが、その通り安全な感じがします。
ブエノスアイレスではレストランでは英語表記がある事も多かったけど、チリでは全くと言っていい程英語は通じません。でも人が親切なので気分は楽ですけど。

夕方仕事を終えたドイツ人のリズちゃんが会いに来てくれました。Hさんがアメリカ勤務時にインターンで来ていた若い女の子も今や30才になっていて、自分の事を「Old」とか言ってました。(おいおい、私なんてとうの昔に30才過ぎてるんだけど・・・。と、話の腰を折るのはやめておくのだ)まぁ、あの時は24才だったんだから確かに30才はオールドかもね。
一緒にサンクリストバルの丘に登って、おしゃれなBarやレストランの集まる一画に連れて行ってもらいましたよ。


サンチャゴが見渡せる丘


サンフランシスコ周辺に居た時、リズは「ここは私の居る所じゃない」と言っていました。でもサンチャゴがサンフランシスコより良い所とはワタシには到底信じられない。
で、リズは前に来た事のあるチリにわざわざ舞い戻って来た訳を聞いてみたら、「アメリカ人って距離があるから・・・」って言っていた。結構アメリカ人とつるんで遊んでいたようだったのに。

でも言ってる事はわかるかも。アメリカ人って必要以上に他人に気を使うから本心がなかなか見えない。わたし達はアメリカ人のその「気を使うところ」が好きなんだけど、当時24才だったリズにとってはあの距離が嫌だったんだな。少し納得。

オシャレ飲み屋地帯


明日はリズと、チリの世界遺産、港町バルパライソと、高級リゾート地・ビーニャに小旅行します。



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