さて翌日は「マノワの滝」へトレッキングに行きました。
路線バスで一時間、滝の入口は丘の上の住宅街のどん詰まりにありました。
片道40分位のお手軽トレッキングでしたが、ワイキキとは全く違う森の中で、十分楽しむ事が出来ました。自然がこんなに近くにあるって本当に羨ましい。
バスは山に向かってぐいぐい上がって住宅街の終点で下車。
ここのどこに滝があるのか?って感じです。
バス停からの風景。10分でトレッキング入口。
中は熱帯雨林だった
40分位歩くと 細い滝がありました。
あくる日は路線バスでパールハーバー(真珠湾)へ。
展示室で目に付いたのが日系人部隊「第442連隊戦闘団」。
日系人だけで編成された部隊で、祖国アメリカに忠誠を示すため、ヨーロッパ戦線にて勇敢に戦った部隊で、アメリカ合衆国史上最も多くの勲章を受けた部隊として、今でも人々に語り継がれています。しかし当時日系人は、敵(日本人)と同じ顔をした非アメリカ市民だと非難の的であり、想像を絶する苦境の中での偉業だったのです。
以前カリフォルニアで、独立記念日のパレードに遭遇して、第2次大戦で活躍した日系人のおじいさんが英雄として車に乗って手を振っていた事がありました。その時私は、日系人について深く考えた事がなく、「日系人=日本人」と何となく思っていたんだけど、ここへ来て、あの人は
ここハワイでは本当にたくさんの日系人を見かけたので、調べてみたらハワイ人口の25%が日系人だそうです。(今ハワイに居る方は4世~5世なのだそうです。)
顔はわたし達と同じでも、日本語を話さない日系人、生まれた時から「アメリカ人」の彼らは日本人観光客をどんな風に見ているのでしょうか?話を聞いてみたい気がしました。
戦争の良し悪しを語ることはできないけれど、真珠湾は旧日本軍が奇襲攻撃し、アメリカに戦いを挑んだ所。語り継がれている事実を知り、この地で命を落とした日米の人々に黙とうし、静かに帰ったのでした。
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