ブエノスアイレスからチリに向かうアンデス山脈ふもとの街、メンドーサまでは距離にして約1,100km、およそ13時間の夜行バスの旅です。出発は夜の8時。
バス乗り場はRetiro(レティーロ)にある巨大バスターミナル。ここは実はスラム街の入口で大変危険な所と言われているとおり、汚くて気持ち悪いところ。多分本当に危険な所だから、暗くなったら必ずタクシーを使いましょう。
バス待ちの人達
ちなみにはバスの中はこんな感じ。ほとんどのバスが2階建てです。わたし達のバスには運転手が2名と、食事やワインを配ってくれる可愛い女の子のアテンダントが乗っていました。
バスのクラスはCama-Suit(1等です。だんだん贅沢に歯止めが効かなくなってきた。大丈夫か、わたし達?)
これがCama-Suitの横一直線になるシート。
一人に一台の専用テレビ(映画を上映)。
Wifiもあったけど、ブエノスアイレス以外ではなかなか繋がらなかった。
Wifiもあったけど、ブエノスアイレス以外ではなかなか繋がらなかった。
バスが走り出してすぐにジュースとサンドイッチが配られた。夕食はナイフとフォークで提供される、と聞いてたのに・・・フーン違うんだ。と少々落胆しながら冷たいサンドイッチを頬張って映画鑑賞にふける。
かわいこちゃんが何やら配りだした。紙だ。ビンゴだ。商品はワインだって。彼女はスペイン語を英語に訳してくれてありがたい。特に数字!
数字をどんどん読み上げていくけど、なかなか誰もビンゴにならない。だってビンゴは数字一列揃えば良いんじゃないんだもーん。全部開かなきゃ当たりじゃないんだってさ。「何だそれは?聞いた事ないよ」、と隣のフランス人と首をかしげてたら、およそ10分後にゲームは唐突に終了してしまった。)≡( ゚∀゚)ナンデ?! どうやら1階席の誰かがビンゴになったみたいだ。ちゃんと説明してよ。終わった事に気付かずいつまでも紙を持ってたわたし達とフランス人。全くもう!→映画鑑賞再開。
あと数字3つだったのにぃ(多分誰もがこの位穴空いていた)
と思ったら、また何か持ってきた。えっ?まさかの夕飯だ!じゃさっきのは??もう10時過ぎてるのに!
と、赤ワイン。これが噂の豪華な食事か。もうお腹一杯だよぅ。
食べきってすっかりお腹が一杯になったと思ったら、何とさっきのは前菜だった。
メインは暖かい牛肉。11時近くなのにこれですか?美味しゅうございました(-.-)。
フランス人はワインをおかわりした上、最後に持ってきた寝酒?のシャンパンまで飲み干してました。
で、朝はコーヒーとお菓子盛り合わせ。(これは普通だな。)
革張りでふかふかのシートはとても寝心地が良かったけど、夜中の食事のせいで気持ち悪くなったよ。(バスは上下左右に揺れるので、酔い易い人は1階席に乗った方が良いです。)
次々現れるアトラクション(ビンゴとご馳走)で結局映画も見終わる事も出来なかったなぁ。
夜中で外の景色が全く見られなかったので何か勿体ない。どうせだったらこのバス昼乗りたかったなー。
次々現れるアトラクション(ビンゴとご馳走)で結局映画も見終わる事も出来なかったなぁ。
夜中で外の景色が全く見られなかったので何か勿体ない。どうせだったらこのバス昼乗りたかったなー。
でもこのサービス面白いから日本でもやったら受けるんじゃないかしら?バスなんて移動だけじゃツライだけだから、フカフカシートでご馳走とビンゴの長距離バス。日本にあったらぜひ乗ってみたい。どこかのバス会社さん、どうぞよろしくお願いします。
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