2013年11月23日土曜日

貧富の差丸見えアルゼンチン

牛肉の国アルゼンチン。今まで食べた中で1番美味しいステーキ。(1000円位だった)。
日本で人気の脂がのったブランド牛は、ビールを飲ませたりしてずい分甘やかされて育てられていますが、あれは言って見ればメタボ牛。脂多すぎ。最近は年のせいか、こういう高級な肉をたくさん食べると気持ち悪くなってしまいます。美味しいんだけどね。
中米から南米で見かける牛はすごく痩せてますが、肉が締まっててすっきりしてて美味しいんです。アメリカのステーキも美味しいけど、更に美味しいアルゼンチン牛。

 
 
 
さて、アルゼンチン。南米のパリと言われてますが、どうなんでしょう?確かにヨーロッパっぽい建物が多いし、白人が多い。そしてそして美男美女がものすごく多いんです。
 
 
 
 
エビータのお墓のある高級住宅街レコレータ地区
 
 
 

中南米で美人が多いと言われる3Cの国は「コロンビア・コスタリカ・チリ」でしたっけ。
今、チリのサンチアゴに滞在中ですが、今のところサンチャゴで美人はほとんど見かけません。たまーに田舎の美人(アニータみたいなの)は居ますけど、際立つ美人は1人しか見てません。
先日訪問したコスタリカでも美人を見た覚えが無いので、居てもごく僅かなんじゃないかと思います。

3Cではありませんが、アルゼンチンは今迄行った国の中でも、美人が群を抜いて多くて驚きました。
アルゼンチン人でキレイな人は混血してない白人です。冷たい美人系。 小顔で顎が細くてちょっとデコが張った上品な顔立ちで、体の線が細い上、おしゃれ。若い人も大人な装いです。 この国では「カワイイ」物はあまり受け入れられてないかも。大人っぽくて「洗練」されてる国な印象。

 夕方になると、着飾った素敵なおじ様やおば様がカフェに集まって楽しそうに談笑するのを何度もみかけましたが、品が良くて別格な感じがしました。(努力してお金持ちになった風ではない昔っから大金持ちのような見かけの人が多いんです。)

でもね、ある時高級住宅地「レコレータ」という所に行ったんです。ここには素敵なカフェが集まってて、わたし達もこの中の1件のカフェで気持ち良くお茶を飲んでいたんですよ。ふと見ると、誰かが店でかがんでいる。よくよく見ると、さっきまで外に居た靴磨きが店の中で膝をついて靴を磨いてるじゃないですか。
「え、何も店の中まで呼んで磨かせなくてもいいんじゃないの?!」と驚きましたが、磨かれてる方(努力で金持ちになった訳では無い風な30-40代の若い男)は、コーヒー飲みながら、さも当たり前の様に、下僕に「靴を磨かせてるだけさ♪」
って感じで無言で本を読んでいて、何だかすごーーーく嫌な気持ちになりました。
「この国、あからさまな階級社会?」
他にもこんな事が何度もありました。
カフェでお茶を飲んでいると、老若男女子供達が入れ替わり立ち代わりテーブルにやってきて、「今飲んでるその飲み物をくれ」またはテーブルに残ってる食べ物を見て「それ、もう食べないのか、じゃくれ」と言って口に放り込んで去っていくのです。
どこの国でも乞食はいるけど、みんな欲しいのはお金だったのに・・・。ちょっとショック。

時と場所によっては、やっぱりブエノスアイレス危険だと思う。
恐い国と言われる訳がわかった気がします。ものすごーく優雅に毎日お茶飲んで楽しそうに暮らしてる人がたくさん居る一方で、ギラギラした目をして今日だけを生きてる人も一杯いる国だから犯罪が起こらない方がおかしいよね。みんな命かかってますから。紛争地帯でもないのに。

良い人もたくさん居たのに、悪い人も多過ぎて残念な印象ブエノスアイレス。これからも犯罪は増える一方だな。と予言してみた。

歴史あるこのカフェの床に這いつくばって靴を磨いてた。蝋人形のこのおじさん達は創業者。お客さんもこんな人多数。


 
次もアルゼンチン


1 件のコメント:

  1. こういう肉をたくさん食べるとって、霜降り和牛は馬鹿みたいに大量に食うものじゃないんで
    高級店で、少しだけ切ってもらって、上質な脂を味わうものです。
    美しいサシが入ってるからメタボだメタボだって・・・黒毛和牛の写真を検索してください。
    アルゼンチンの牛が痩せてる? むしろ和牛のほうが痩せてる気がするんですがね。

    しかも和牛の赤味が極めておいしいのを知らない貧乏人はこれだから‥という感じです。
    今時白人様がどうのとか、美人がどうの言ってる所も、下品さにじみでているというか。
    日本人離れしてるというか。

    ただ、アルゼンチンのムキムキ牛は味わってみたいですね。アメリカ産の代わりに輸入して欲しいです。

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