2013年8月28日水曜日

コロラド。大自然は恐いのだ

コロラド州に来ました。
州全体の標高が全米一高いと言われているだけあって、山岳の景色が本当に美しいところ。

わたし達は、10年前にデンバー近郊のLovelandという所で、ハーレーを1台借りて、10日位でコロラドを周った事があります。
 
今より10才若いHさんと、Lovelandで借りたバイク(写真がPCに入っておりました)
 
 

その時は天候が悪くて、ある時なんて、大きな平原を走っていたら、所どころで地面が小さく巻きだして、どんどんと上に上がっていくのが見えたのです。
竜巻の誕生です。
 
「あぁ、竜巻だよ。こっちに来なきゃいいのにな」、と思うと、引き寄せの法則で、こっちにやってくるんですよ。(何だその法則は?)周りの車はヘイチャラで、時速65マイル(100km位)で通過していくんですが、わたし達はバイクですからね。避けようがなくて巻かれてしまいました。

どうなるかというと、小さなチリのような小石のような灰色のかたまりがいつの間にかやってきて、それまでの白い世界が無くなっちゃって、全部グレーな感じになります。(景色が見えない)。
で、その無数の小石達がヘルメットやバイクにバチバチと音を立てて当たってくるのです。痛いです。多分ほんの30秒位だったように思われますが、速度を落としたHさんのハーレーは制御不能になってしまい、ハンドルがグラグラして、更に後ろの車に「プップー(早く行け)」と追い打ちをかけられて、路肩に駐車するのが精一杯。
2人共その時は「巻かれちゃった」ショックで、ただただボーゼンとしちゃってしばらく動けなかった記憶があります。
本当はサーっと急いで通り抜けてしまえば良かったんでしょうが、何しろ思ってもいなかった経験だったもんで。
その日は早い時間からモーテルにチェックインしてしまったビビリなわたし達。

と、話は逸れましたが、今回のコロラドも天気が今ひとつだなぁ。

最初の目的地はManitou Springsという所。山に囲まれた小さな街。流れ者がギター片手に集まってくるような、どことなくヒッピーの香りがするかわいい街です。前回来た時に一泊して、すごく気に入ったところ。10年ぶりに訪れたら、少し街が大きくなってお店も増えていました。
 







ここに泊まろうかと宿を探したけれど、どこも100㌦以上と高くて無理だったので、ふもとの街「Colorado Springs」まで降りていく頃には雨が降ってきたんですね。


夕飯を終えて空を見上げると、山の方は真っ暗で雨が降っている模様。
帰ってからテレビを点けたら、さっきまで子供が遊んでいたあの小さな川(上の写真の所)が氾濫してしまったらしい。テレビに映る川はもはや小さな川とは言えず、大きく激しい川に変身して、ゴウゴウと音を立てて流れているではないか。
ハイウェイは閉鎖され、流されて行方不明者まで出てしまったようです。←(でもこの人は次の日生きて発見されました。ホッ)

ニュース映像
 

コロラドに2回訪問して、2回とも自然災害を目の当たり(&体験)にしてしまいました。ってことはこういう事は頻繁に起きてるって事だよね。
Hさんは未だ体調がすぐれないようです。
頑張れオレ。


 

2 件のコメント:

  1. 体調大丈夫ですか?
    無理せず、楽しい旅を続けて下さいね~

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  2. ありがとうございます~。今はほぼ大丈夫です。

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