今日はオクラホマに向かいたいと思います。
オクラホマに親戚のいる友達が「オクラホマには、なーーんにもありません(´∀`*)うふふ」と言ってて、ま、何も無いだろうけど、何かあるだろう。と思ってたんだけど・・。
何も無いよ。何だこの州は?
街と街の間隔が長くなって、看板広告も無くなって、たまにキラキラ目立つ建物があると思うとそれはカジノのビル。余計に寂しいじゃないか。
唯一の娯楽?
日が暮れるまで走って一泊し、翌日は、Hさん長年の憧れの地だったTulsa, OK(タルサ)へと向かったのだ。
さて、タルサに何があるかっていうと、Hさんのアメリカ好きの原点となっている(らしい)映画「アウトサイダー」の原作者S.E. ヒントンの出身地がここであり、撮影地もここにあるからなのです。
「アウトサイダー」っていうのは、今から30年前の映画で、オクラホマ・タルサを舞台とした、貧困層と富裕層の不良少年の対決を描いた青春映画で、当時中学生だったHさんは、これを見てアメリカに興味を持ち始めたそうです。(たんこぶは見てません)
で、Hさんは、この中でのマット・ディロンに憧れて、黒いTシャツ、リーバイスのジャケット、レザーを着るようになったんだそうです。
そういえば、たんこぶと出会った時も、いつも同じ黒いTシャツにリーバイスで、「この人いつも同じ服だな」と思ってたんですけど、何と、同じ黒いTシャツを10枚も20枚も持ってて、リーバイス501も何枚も持ってた事が後に判明したんですけど。
サラリーマンをしていても、自分の心はいつでも反骨精神を忘れないんだ、とか言ってましたが、そうでしょう、でなくては会社辞めて世界一周なんてしないよね。
この映画で主人公は「朝焼けを美しいと思う心が黄金なんだ」と言うセリフがあって、その後、この主人公の親友は死んでしまうのですが、主人公に「Stay Gold」という言葉を残していきます。自分も大人になっても、そんな心を持ち続けたい、とずっと思ってるんだ。と遠い目をして語っていました。(ぷぷぷ)
しかし事前にいくらタルサについて調べども、アウトサイダーと関係する情報は見つからず、いざ現地に着いたものの経済の中心地ダウンタウンは週末で、ゴーストタウンのように静まりかえっていて、途方に暮れてしまいました。
お、そこにインフォメーションセンターらしき場所を発見!早速質問してみるも、誰もが映画「アウトサイダー」は知っていても、何も知らないって悲しいお答えがあり、車でグルグル街を回ってみたけれど、やっぱり何にもわからず、名残惜しくこの地を後にしたのでした。
オクラホマは観光には全く興味が無いようで、多分、石油も出るし、農業も盛んだからか、せっかく唯一の観光場所になりそうな(あ、ならない?)場所でも商売っけを出さない所がオクラホマなんだなぁ、と変に感心してしまいました。
いつも心にアウトサイダー。
あ、そうですか。ふーん。
こんな何もないオクラホマだから、モーテルの価格設定も低いと思ったら大間違いで、どこも高くて、何でだ?と思ったら、5月に大きな竜巻被害があって、みんな泊まり込みで復興作業をしているんだって。大変な土地だよね。
こうしてHさんは、体カユカユ(南京虫被害)体調最悪の中、念願のタルサには来れたものの、何の収穫も無く、ちょっと残念なオクラホマの思い出となりました。
頑張れ!青春に意味は無いんだ!
いつのまに!アメリカ!慣れたもんかな?
返信削除Stay gold! 青春に意味はない!って、名言!笑!
南京虫は、ほんとよく聞くけど、退治しないもん?ダニアースてきなもんじゃ、タチウチできなくて、手が簡単にのびる除去じゃない?
南京虫の、話でこんなに長文も、ありえない!
引き続き、よい旅を!なかなかいけないアメリカのいろんな情報、たっのしみに、してるよー