ベトナム入国で怒られた

タンコブはベトナム料理屋で３年位アルバイトしてた事があり、ベトナム人と一緒に働いていたんで、在日ベトナム人の友達も何人か居る。
ベトナム人って感情が豊かで、男子はとても優しい。
ベトナム人はベトナムが大好きで、いつも自慢してたっけなぁ。
ベトナムについては知ってるつもりだったんだけどさ・・・・
バンコクのふんわりした気分から僅か１時間半後、そのまま空港からバンコクへ逆戻りしたくなったよ。（涙）

ホーチミンのタンソンニャット国際空港の入国審査はガラーンとしてて待ち時間ゼロ。でも何か空気が張りつめてて変なのは来てすぐわかった。

Ｈさんとタンコブは審査官の前でシンチャオー（こんにちは）と笑顔でパスポートを出す。
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そんな素敵な私達を一目も見ず何か一言。「ムニャムニャ」
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「へっ？」
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こっちを一目も見ずにあっち行けと手を払う入国審査官。
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Ｈさんと私は何だかさっぱりわからず「？？？」のまま左方向に目をやると、そこには３０人位の外国人の姿が。
あ、この人達みんなさっき一緒にバンコクから来た人だ。


バンコクから来た外国人チームに合流。で、そこに貼ってあった注意書きを見ると、ビザが必要って書いてあるじゃないですか。
えっ？ビザ？o(ﾟ◇ﾟo）ﾎｴ？

１５日以内の滞在にビザはいらないってネットで読んだけど、でも審査官が言うんだから間違いないよね。
不安そうに固まって小声で話してる周りの外国人に聞くと、みんな写真を貼った書類と滞在許可証を用意しているの。（ビザ代US45㌦も用意していた）
・・・そして何も持って無いわたし達。もしかして入国拒否される？
仕方なく外人に交じって申請書をもらう。写真が無いと言ったらその場でデジカメで写真撮られて５㌦とられたよ。
一生けん命申請書を書いて並んで自分達の番が来たら、「NO NEED A VISA」っとシラーっと言われて終了しました。
(=_=)何だそれ？何だこの無駄な１時間は？おい
写真も写真代も戻らなかったし。ムカついて5㌦返してもらおうと粘ったら「Stand Away!（近寄るな！）」とかタンコブ大声で怒鳴られちゃったよ～。┐(´-｀)┌へこむわー。
やっと入国審査が終わるとすっかり夜で（8時）、ベルトコンベアには4個の荷物だけが寂しそうに回ってました。Ｈさんのザックカバーは破られてて何だかミジメ。

心はへこんだまま、最後に税関を通ろうと出口に向かうと、検査官が超偉そうに「おい、そこの女！バッグを開けて中を見せろ」「まさか金は持ってないだろうな」ってな感じの気分悪い質問の仕方で、本気で腹立ったよ。「お金持ってないでどうやって旅行するんだ？このキモ男！」とか内心思ったけど、タンコブはホントに１２０バーツ（４００円弱）しか持って無かったんで、無いよ、と言って終了。バーカ。何だこの国？？？
腹は立ってはいたけれど、でも何か全てがわざとらしくてヘンテコリンだ。シュールなお笑いワールドみたいで大変興味深い国だな、と私の心は言っていた。

おまけにこの日はホテルまでのタクシー代も早速ぼられましたとさ。( ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯ .