2013年11月10日日曜日

マヌエルアントニオ公園のナマケモノは本物か?

ケポスの街からローカルバスで国立公園に向かいました。

乗車時間およそ30分

 

 

ガイドが居ないと動物を見るのは困難というのを聞いていたので、公園入口でガイドを雇いました。(US30㌦+チップ。結構な値段です。)入場料のUS10㌦(又は5040コロン)は外人向け価格です。(コスタリカ人の3倍の価格ですね。)


わたし達のガイド、バーニー君です。ツアー最後に褒めたら、自分はトリップアドバイザーで5つ星なんだと恥ずかしそうに言ってました。名前はBerny Retana Jimenez君です。おススメです。リンク⇒trip advisor (英語もすごく上手です。)あ、それからバス停前で声をかけてくるガイド達が居ますが、あれは偽物だそうですよ。付いてく所だった。危ない危ない。

 
ガイドツアーの様子
 
 

そして見えた動物はこちら ↓
 
水の上を走るトカゲ(望遠レンズから写真を撮った)
変な色のバッタ
 

 
 葉っぱの色と同じ色のカエル

カニ

大き目なサル

 
 たくさん居た顔の白いサル
 
 
体長30cm位のイグアナ

 
ナマケモノ(ずっと丸まってて何の生き物かわからない)
 


説明を聞きながら、およそ2時間で公園を回りました。
コスタリカでは、地球上の全動植物種の5%、鳥類・蝶類・ランなどは世界の10%が生息しているというので、実をいうと、もっとザクザク動物が見られるんじゃないか、と期待してたんですけどそれほどでもありませんでした。
野生ですから仕方がないですね。1匹しか見られなかったナマケモノは、最後まで1mmも動かなくて、あれはもしやヌイグルミなんじゃないかと疑っちゃったりして。

ガイドと望遠レンズが無いと小さな生き物は見る事は困難ですが、おサルやトカゲは自分で見つける事が可能です。が、しかしbut、1人で回ると30分位でサーっと見れてしまう小さい公園なので、人によっては「つまらない公園だった。」で終わってしまう可能性があると思います。ちょっと高かったけど、個人的にはガイドを雇ったおかげで楽しむ事ができたと思います。
 
海水浴客のバッグから食べ物を漁ってて皆に嫌われてたアライグマ達
 

 
熱帯のトレイルを歩いてるとベタベタしてあまり気持ちの良いものではないのでした。
 
 

 海はとてもキレイだった(泳がなかったけど)

 
 
 

その後は公園内のビーチやトレイルをウロウロしてから、ケポスに戻ってこれからの方針を話し合いました。
本当はコスタリカの火山や温泉、他の国立公園に行こうかとも思っていたのですが、コスタリカは東京並みに(もっと?)物価が高くて、楽しいけどもう予算を使い果たしてるのにこれ以上やると本当に南米に行けなくなっちゃうよ、という事で、サンホセはここで終わりにしたいと思います。そしていよいよ最後の地「南米」に進もうかと思います。その前にHさんがちょっと寄りたいという、パナマにストップオーバーで2泊する予定。

 
 

2013年11月8日金曜日

マヌエル・アントニオ国立公園入口まで

サンホセから南に4時間、野生動物が見られるという、マヌエル・アントニオ公園に向かいます。バス代は1人約1,000円。食費に比べてると交通費は安いんですね。

この黄色いバスで行きました。1時間前にチケットを買いにいきましたが、ほほ満でした。
 



バスの中は凍える程寒いだろうと予想してましたが、予想に反して冷房はありませんでした。気温は30℃を超えてましたが、風が入るのでそんなに不快ではなかったです。

首都のサンホセは美しくなくて(汚いって意味です。)白いスニーカーはとてもじゃないけど履く気になりませんでしたが、郊外は美しく整えられてて、ここなら道路の穴に落ちないかな、白い靴履けるかな、とか思いながら景色を楽しみましたよ。

だんだん緑が濃くなってきて、
 
 
マヌエルアントニオ公園入口の街「ケポス」に到着です。

素朴なバスターミナル
 
 

ケポスの街は何となく、プーケット島のようです。プーケットにしては静か過ぎですね。規模は何十分の一位です。


これはプーケットの写真。似てる?
 

もう旅の予算は使い果たしてしまったというのに、メキシコ以降、無駄使いに歯止めがきかなくなっていて、お金を使いまくっています。旅も終わりが近づいてきてるんで、もう気持ちは普通の短期旅行者のようです。
なので今回のホテルはアメリカ資本の「ベスト・ウエスタン」。働いてた頃はベストウエスタンなんて何とも思ってなかったんですけどね、この旅行では高値の花のホテルでした。あぁ、多少でもお金使うと快適ですよね。

 

しかもシービュー
 
 
 

 
 
 

先進国のチェーンホテルはどこも同じでつまらないけど、品質も同じなので、遅れた国ではハズレが無くて安心感があるという事を今回の長旅で学びました。

夕飯はこれ。コスタリカの料理は本当に美味しい。・・・量が少なめで高いけど。

鶏肉のナンチャラ味
 シーフードスープ

これとアルコール2杯でしめて40㌦でした。(コスタリカは、付け合せのパンとか無しです)やっぱり高いですね。

 
 

2013年11月6日水曜日

陰気なラテン?コスタリカ

サンホセの国際空港の出口を出たら、同じ制服を着た客待ちのタクシー運転手が花道を作ってズラリ・・・。客なんてほとんど居ない空港だったから、わたし達にも次から次へと声がかかってくるんですよ。元々タクシーで行くつもりだったんで良いんですが、同じタクシー会社なのに運転手によって言い値が違う(=_=)面倒くさいよぅ

事前に調べた金額はUS12㌦だったんですが、後でわかったけど、これは古ーい情報で、現在の空港からセントラルまでのタクシーの適正価格は25㌦だそうです。わたし達はもう交渉が面倒だったんで、黙ってたら勝手に向こうが20㌦にしてくれました。ラッキー
 

さてサンホセ。ダウンタウンは結構な賑わいです。街の灯りが暗いんですが、人の表情も暗いです。




人口の95%が白人らしいのですが、この人達、日本人が思っていてる白人とは違うと思う。黒っぽい目と髪の人が大半で、背丈も日本人位小さい。
眉間にシワ寄せて恐い顔して歩いてるのがラテンぽくないな。
車は人に道を譲らない。で、人も車が来てもどかない。余裕の無い人達なのか?

ワタシの好きなブロガーの方がコスタリカを「値段は一流、サービスは三流」と書いてましたが、正にその通りで、物の値段は東京並みだったりします。で、サービスは普通以下。こっちが笑いかけてもニコリともしない人多数で、「あれっ、ここ東欧?」ってな気持ちになりました。メキシコと同じような気質を期待してた自分がいかんのですよ。

宿の側にあった、高そうに見えないコスタリカ料理のお店に入って、スパゲティと鶏肉の料理とサラダを頼んだら何とUS48㌦でひっくり返りそうになりました。その内13%が税金で10%がサービス料(チップ)なのに、外国人旅行者だと思って更にチップを要求してきましたよ。そういうずるい奴には逆にお釣りの小銭1枚も残しませんけどね❤おほほのほ

ま、サンホセは首都ですからね。コスタリカが良いのは大自然ですから明日はバスに乗って動物がたくさん見られる「マヌエル・アントニオ公園」に行きますよ~。
ちょっと期待が大きかっただけにアレッ?と思う事が多いのですが、明日に期待したいと思います。
でもね、コスタリカ、高いけど食べ物の味は抜群に良いのが◎。
 

写真だとキレイに見えるが、街はとても古くて、道路などは陥没していてアップデートが必要
 

 

アメ横みたいなメルカド(マーケット)


 人がたくさん集まってた週末の夜
 

 

2013年11月3日日曜日

メキシコのLCC航空会社 ”Interjet"


さて、メキシコシティからコスタリカの首都、サンホセに向かうわたし達。今回はメキシコで人気のLCC航空会社 Interjet で行きました。(出発前日に約230㌦で買いました。)

 
 
これまでも何回か(っていう程でもないけど)世界のLCCを乗ってきましたが、Interjet は格安飛行機会社なのに、かなり良い飛行機会社でしたよ。


というのは、格安航空券にありがちな追加料金が全く加算されないんです。預け荷物も事前座席指定も、クレジットカード使用料もなーーんにも加算されません。
客室乗務員は英語を話すし感じも良いし、今や有料の所も多いイヤフォンも無料で配られて、おやつも飲み物も無料です。そしてコロナビールやテキーラも無料なのですヤルネェ(o´・ω・`)。(飲みませんでしたけど。)

ワタシは本当にメキシコの事を知らないので、何も語れませんが、さすがに世界有数の天然資源国だけあって(なのか)、「飲み物位そんな小さい事どうでもいいよ」的な感じを受けましたが、どうなんでしょう?ホントの所は知りません。

最後までメキシコは良い国でごさいました。Interjet も機会があればまた乗りたいと思います。LCCでは今迄で1番の評価です。


さて、コスタリカ上空です。なんだかヨーロッパ的?緑が多くて美しいですね。



それでは行って参ります。



この後の着陸ですごいバウンドをして、客席一同「ヒェ~」となりました。おぉ恐い恐い。
 
 

2013年11月1日金曜日

さらばメキシコ。

恐いと噂のメキシコシティに来たハズだったんだけど、明るくて優しいメキシコにすっかり癒されて何と9泊もしてしまいました。てへへ
最後の日は、マリアッチがたくさん居ると噂のガリバルディ広場へ来てみました。
「たくさん」ってどの位ですかね?

夕方4時頃に行ったら楽器を持った人達がどんどん集まってきました。
 


皆、ズボンの折り目がバッチリ(パンツもピッチリ)で、すごく決まってます。
 
 
 
 

意外だったのが、若い男の子(20台前半位?)のマリアッチがたくさん居たこと。ちゃんと受け継がれてます。
ところで、誰もマリアッチのとんがり帽子被ってないんですけど、何故ですかね?
 
 
 
 夜8時過ぎに出直してきたら、70-80人のマリアッチが居ました。小さいグループから大きなグループまで色々。
「わたし達にも1曲いかが?」と言われましたが、それは次回のお楽しみに取っておきます。

 
この広場周辺はあまりキレイでは無いのです。(ハッキリいって汚いの)
 
 
ここから歩いて10分位の広場はもっとすごい賑わいでした。こっちも何かのコンサート。
個人的には古臭~いマリアッチの方がスキ。
 
 

このままあと1か月位居たいわぁ・・・と思ったけど、実はわたし達、もう予算を使い果たしてるんですよね。
日本に帰っても仕事はおろか、住む所も引き払って来ているので、わたし(たんこぶ)はもう日本に帰りたい・・・だってお金なくなっちゃったら恐いじゃないですか。
しかしHさんは南米まで行きたいそうです。(o´・ω・`) 、なので仕方ない、行きましょうかね┌┤´д`├┘

で、南米のどこに行くか?当初はアルゼンチンとチリに行くつもりだったんですけど、何となく「明日、南米に行く」、という気にはならなかったので、1度休憩(?)を入れて、コスタリカへ行く事にしました。
メキシコのLCC「インタージェット航空」で、1人22、000円のサンホセ行きのチケットが買えたので。

でもなんだかメキシコ離れがたいな~。また絶対来るからいいけどさ。
日産車がたくさん走ってるメキシコ(シェア約25%でトップです)。
今や世界で見る事は無いSONY他日本製の液晶テレビが至る所に置いてあるメキシコ。
(空港だけはLGだったのがすごく残念)
食べ物が美味しくて、親切で幸せな人が多くて本当に良い国でした。
アディオーーース!アスタルエゴー(またねー)

撮れ撮れとうるさかった裸男。こう見えて家具職人。

 
かわいかったオジサン(隠し撮り)
 
 

2013年10月31日木曜日

メキシコシティ郊外ソルチミコに小旅行

メキシコのホテルって・・・・・
ほとんどの所がチェックアウト 午後1時なんです。
で、チェックインも午後1時とか2時、中には午前10時っていうホテルもあって「???」なんですが、何となくゆっくりしてても良い様な気がして、いつもお昼頃までダラダラしちゃいました。へへ。
         ✿✿  ✿✿  ✿✿  ✿✿

今日もメキシコシティ郊外に遠足に出かけました。行先は「ソルチミコ」。(世界遺産)
水路が張り巡らされていて、まるでメキシコのベニスなんですってよ。メトロと電車を乗り継いで行きます。
 
 
メキシコの電車の駅名表示です。↓ 字の読めない人にも解るように、駅名が絵になってます。「私の家はヤシの木の駅よ(一番右)」「うちは後ろ髪の長い紳士の所(左から4番目)」とか言ってるんですかね。


1時間位で到着しました。
「ソルチミコ(あっち)⇒」と書いた表示に従って歩いてたらそこに!


 えっ、何で?


道端でギュウギュウになった家畜たち。
・・帰りには引き上げてたので、何だったのかは謎です。「?? (´-`)??」

さて、ソルチミコに着きました。普通の街の突き当りが水路になっていて、何やら派手なボートがたくさん浮かんでいます。皆、これに乗りにはるばるやって来るんですね。

 
わたし達の元にも、あんまりしつこくない客引きが寄ってきます。
1時間乗って300ペソだと言います。誰に聞いても300ペソ(2300円位)だそうです。

川も綺麗じゃないし、ベニスって言われても・・・あまり気乗りしないわたし達。
「どうする?」「どうしよっか?」
「やめる?」「えー、ここまで来て?」
とかモジモジして人通りの無い道を歩いてたら、自転車こいだオジサンが「200ペソ」って言ってきたので、渋々乗る事にしました。

わたし達が乗ったのは「デルロサリア号」10人乗り位の船に2人でちょっと寂しいです。

 

ぽつーん


この風景・・・何か見た事あるなぁ・・・と思ったら、ベトナムのミトーの川下りみたい。
 
 
 民芸品やビール、食べ物も売りにきます。
 
 
 ただ1つ違ったのは・・・マリアッチの人達が流れてくるんです。(↓下の写真右手前)
 

 わたし達の船に横付けして「1曲どう?」って聞いてきました。値段が1曲100ペソ(770円)だったんですが、すぐに80ペソに下がりました。今考えてみれば1曲やってもらえば良かったなぁ、と思うんだけど、テンション低めの2人にマリアッチの人10人って何だかちょっと・・と思ってお断りしたのですが、それでもみんなニコニコして手を振って「アディオース」とちっとも嫌そうじゃなくて、メキシコ人って本当に良いな~とまた思っちゃった。


特に大きな盛り上がりとかもなく、ただユラ~っと乗ってただけなんだけど、他の船の人達も楽しそうで、何だかホンワリとしてしまいました。自転車で追っかけてきた舵取りのオジサンも静かで良い人で、またもや気持ちの良い満足な小旅行となりました

しかしメキシコ人って本当に幸せそうでいいな。