2017年8月11日金曜日

フィンランド独立100周年

日本人(特に㊛)は北欧が好き
オシャレで恰好良くて進んでて。
でもさ、日本人って北欧4か国をいっしょくたにしてるよね、乱暴だよ。
ホントは皆よくわかってなさそー(自分もだけど) (。・ω・。)

世界一周の時に、デンマークのコペンハーゲンと、スウェーデンのマルモにチラッと寄ってみたけれど、余りの物価高で、とっとと逃げ出して来たから、あまりよくわからなかったけど、何か街がキレイ過ぎて、貧乏旅行の自分達には敷居が高かった思い出が・・・


コペンハーゲンの普通の道

さて、フィンランド・・・・
寒いよ!7月だってのに、セーターだよ!
白夜です。夜は10時になっても日が照ってるから、みんなウロウロしてて、楽しそう。

夜11時やっと暗くなってきた
みんなビール飲んで、ワイワイしてて、たんこぶのイメージしてた「静かな森の木陰で素敵な家族がピクニック」とは違っています。
白人は多いし、女の人も美人だけど、期待が大きいと、「ムーミンはどこ?森は?かもめ食堂って何?」ってなっちゃうかもしれません。(ならないか?)
駅周辺にはヘビメタ風な人や、やさぐれた酔っ払いも少なくはありません。
でもね、何ていうか・・何か落ち着くわー(〃⌒∇⌒)ゞ
人も感じ良いし、のんびりしてて庶民的。

ヘルシンキ中央駅周辺
ヘルシンキにはそんなに見る所も多くないし、観光地全てが近いので、あっと言う間に観光は終わってしまいます。特に私達は美術館や教会に興味が無いもんですから余計に。




大聖堂
ウスペンスキー寺院

そんな訳で、3日目には近くの町Porvoo(ポルヴォー)まで小旅行してきましたよ。バスで小一時間で着く小さなかわいい街です。



F1選手だったミカ・ハッキネンが挙式をあげた教会




ここで一番かわいい(かもしれない)カフェでランチ



ヘルシンキ旅行で一番おいしかったもの
サラダとホットドッグ、ジュース2杯で46ユーロ(¥6,000位)高いよ!

特に大きな盛り上がりもないけれど、ホッとする楽しい半日旅行でした。
***   ***   ***   ***

で、話はヘルシンキ(フィンランド)に戻ります。
ヘルシンキでは、町にある標識には必ずと言ってイイほど、下記の写真のように、2か国語の表記があります。
              ↓

上段がフィンランド語、下段はスウェーデン語です。
フィンランドにおけるスウェーデン人の割合はたったの6%。では何で?かというと、フィンランドは19世紀まで700年近くスウェーデンに支配されていたからなんですね。
何でも、交通違反等で、警察官にフィンランド語で話しかけられて、「スウェーデン語しか話せない」と返答した場合は罪に問われないらしいんですよ。
スウェーデン人どんだけー?って感じですね。
ちなみにフィンランドはその後100年余り、ロシアの属国となった訳で、港ではロシア語の表記もみかけました。



スウェーデンの通貨はクローナ、デンマークとノルウェーはそれぞれ独自のクローネを導入していますが、フィンランドはユーロを使っています。
このクローナ、クローネは英語でいうクラウン(王冠)を意味しています。そう、この3カ国には王室があるんですね。
何かちょっとかわいそうなフィンランド・・・

また、スウェーデンが「ゲルマン民族」にルーツをもってるのに対して、フィンランドは「アジア系民族」にルーツを持っていたり、スウェーデン語が他の北欧3カ国と同じく「古ノルド語」が語源なのに対して、フィンランド語は、「アジアのウラル系」を語源としているために、フィンランド人はアジア人と呼ばれる所以なのかと思われます。
ネットでフィンランドがからかわれてるのはそういう訳だったのですね

以上、たんこぶのにわか勉強でした。
でも気取ってなくて人が優しくてとても良い所でしたよ。

フィンランドが独立して今年でたったの100周年!
知ってましたか?
たんこぶはIttala(イッタラ・フィンランドの食器メーカー)で独立100周年のマグカップを自分のお土産に買ってきましたよ。これは1965年のモデルのレプリカです。
カワイイ!


Hさんがジョギング途中にみつけた湖の素敵なカフェ
短い夏をみんないつまでも楽しんでいました










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