2017年9月5日火曜日

ラトビア まとめ

バスに乗って4時間、エストニアのタリンから、隣国ラトビアの首都リガまでやってまいりました。
バスは →Lux Express
全席指定、ネットも使えて映画も見れる、コーヒー飲み放題でトイレの付いた快適なバスで1人€23でした。
 

これから先、何度も公共の交通機関を使うんだけど、バルト3国の人達(+フィンランド人)って公共の場でとても静かで、まるで日本にいるみたい。(たまたまかな?)
長距離バスで、うるさい人と臭い人が側に居たら、地獄ですからね ̄ε ̄良かった


リガに着きました。

よし、早速旧市街にいくのだ!




うん、キレイキレイ。
しかしたんこぶとHさん、すぐに旧市街に飽きる。
何かどこも同じに見えるしー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
それに旧市街ってブラブラしかする事ないんだ、これが。
制限時間の無いブラブラっていうのは、案外辛くて、結局広場でダラダラと飲み食いして、人間観察位しかする事ないんですよ。もう欲しい物も無いし、語り合う間柄でもないしー。

ラトビアはケーキが美味しいらしい、なので早速ケーキを食べてみたら
チェリータルトとコーヒー
美味すぅい!!これで€5位(結構高いな。)

次の日は雨。本降りの雨だったけど、貧乏旅行だった世界一周の時のホテルと違って、4つ星の快適なホテルでしたからね、もう部屋でゆっくりしちゃったりして(≧ω・)てへへへ
まぁ、でも雨だからってダラダラしてるのも飽きたんで、外に出てみる事にしたのです。
リガの旧市街近辺は、線路のこっち側と向こう側で雰囲気が違う事には最初から気づいていたので、線路の向こう側に行ってみましたよ。


ホテルの窓からの風景、木の向こう側が線路
そしたら大変!
線路の向こうは、えっ、ここロシア?( ̄□ ̄;)!! 的な
オシャレな旧市街とは対局です( *´Д`)σ.怖いよ~


かわいくねー

この服たちがそんなに安くないんですよ!


そこらじゅうに漂うロシア臭。歩いてる人達が明らかに旧市街に居る人と違うんです。
*中央市場の人々


*旧市街の人(ちょっと盛りすぎ)

川のあっちとこっちで、雰囲気があまりにも違うよー、違う国?
ウィキペディアや他人のブログを見てみると、ラトビアの全人口230万人の内、何と45~50万人が無国籍のロシア人なんだって。(首都リガでは、人口のおよそ半分がロシア人であるらしい。)
無国籍ですからね、当然選挙権も無い訳で、何だか深い闇を覗いてしまったような気がしました。

「地球の歩き方」でバルト三国は、かわいくってオシャレなイメー☆キラキラ ☆で書かれているけれど、実際は「おそロシア」の影がチラチラ垣間見れる場所でもありました。


他人の少し古いブログで見ると、リガの人達は態度が悪く、笑わない、暴言を吐く、ぼったくると言った情報もありましたが、4日間ブラブラして、そんな事は全くなかったので、日に日に改善してるのか、運が良かったのか何だかわかりませんでしたけど、1つ言えるのは、「ケーキがおいしい」は間違いないでしょう



追伸:リガには旧市街、おそロシア地区(勝手にそう呼んでる)以外に、新市街という普通に繁華街的な地区もあります。たんこぶ、ここで何故か洋服2枚を購入。だってセール中だったんだもーん、可愛かったし。でもね、タグをよくよく見たら「三菱商事」の文字が。(しかも2枚共!)
うん、やっぱ日本の服はセンスが良いわ(゚c_,゚`*)プッ

さ、次はリトアニア。またまた同じくバスで4時間です。

   ***   ***   ***   ***

バルト三国、どこの国でもあった「ビーツの冷たいスープ」美味しい、好き過ぎる。バルト三国に滞在中、たんこぶ 2日に1回は飲んでたな。




夕暮れのリガ旧市街




2017年8月22日火曜日

エストニア まとめ

エストニア美味しい!





何食べても美味しいし、盛り付けもキレイ。
エストニア(って言っても旧市街しか知らないけれど)ってお料理だけではなくて、色彩感覚が素晴らしくて色々センス抜群。(たんこぶの感想)
あとね、女の人が美人!
たんこぶ的には今までアルゼンチン人が一番美しい!と思ってたけど、エストニア人が並んだ。小柄(160cm位?)だけど線が細くて華奢な感じでとても可愛らしい美人。
ついでに言えば男性も素敵(・ω<) 

女の子の写真、今回あまり撮ってなかったよ


私達はエストニアの首都タリンに来ています。
ヘルシンキからフェリーでたったの2時間半、高速船なら1時間半で着いちゃう。
VIKING LINE という会社のHPから予約。2人で74ユーロでした。

バイキングライン社フェリー


本当はエストニアの前に、ロシアのサンクトペテルブルグからモスクワに旅行する、っていうのも考えてて、出発の3日前にロシア大使館にビザ取りに行ったんですけどね、2日でビザが取れると思っていたら、それは古い情報で、今は最短で「3日以内」だそうです。
3日だと出発に間に合わないのでビザ取得は断念しました。残念!
いつか行きたいな、おそロシア(=^・^=)

                   ☆☆☆

タリンの旧市街は本当に美しい。とても旧ロシアだったとは思えない程明るい雰囲気で、活気のあるところ。




タリンでは旧市街に適当な宿を取る事が出来なかったので、久しぶりに民泊してみた。丁度洗濯もしたかったし。(民泊は洗濯機が付いてる所が多い)
結果・・・こんなの
Λ_Λ
(´・ω・`) ゲンナリ…
(∩ ∩)


 宿の口コミ評価は90%だったけど、旧市街の中ではなかったし、清潔度も91%という割には何だか汚らしかった。建物は新しかったけどねー。
これでお掃除代金20ユーロ取られるのは何だか腑に落ちなかった・・・
宿の待ち合わせ方法や連絡先もわからず、鍵の受け渡し方法は当日アパートの前に着いてメールが来てる事に気づいた。
で、メールには「電話くれ」だって。
エストニアは至る所でWifiが繋がってるから、道端で持ってたiPadからSkype(←スカイプもエストニア発祥)経由で電話できたけどねーーーー。何だかね~
これで2泊で144ユーロ(2万円位)。微妙な価格(というか、物価の割に高め)・・・
やっぱり素人がやってる感がすごくて、今や貧乏旅行している訳ではないので、今回は2倍出してもホテルに泊まろう!と誓うたんこぶなのであった。

(番外編)
ちなみに世界一周では貧乏だったので、何回か民泊したのですが、一番良かったのは意外や意外?
アメリカ・カリフォルニア州のこの宿 ↓

1泊105㌦(11500円位)×2泊



超がつく程清潔で、アメニティも素晴らしく、ウエルカムワイン1本が付いた、鹿やハチドリが遊びにやってくる、お金持ちの未亡人が趣味でやっていた宿。ここは最高でした!また泊まりたい!

最高を言ったら最低も言わなくちゃね
それはアムステルダムの女子大生の汚部屋、あ、お部屋ね。

1泊63ユーロ(8800円位×3泊)


猫が居て可愛かったんだけどね、全く掃除してなくて、臭い&汚い。ソファはネコちゃんのオシッコの匂いで座れない。
良くこんな所に人呼べるわΣ(´Д`*)マヂィ?
エストニアの紹介というより民泊の紹介のようになってしまったな(汗)

洗濯も終わったし、旧市街もウロウロしまくった。10時過ぎまで明るいし。
うん、きれいきれい。かわいいし美味しいし。
毎晩広場でゆっくり食べて飲んで・・・2泊したけど
         ・・・もうする事が無くなっちゃったよ。
と、言う訳で、次の国「ラトビア」首都のリガまではバスで4時間、移動しまーす。
ん?このシチュエーション、なんかすごい既視感が・・・

2017年8月11日金曜日

フィンランド独立100周年

日本人(特に㊛)は北欧が好き
オシャレで恰好良くて進んでて。
でもさ、日本人って北欧4か国をいっしょくたにしてるよね、乱暴だよ。
ホントは皆よくわかってなさそー(自分もだけど) (。・ω・。)

世界一周の時に、デンマークのコペンハーゲンと、スウェーデンのマルモにチラッと寄ってみたけれど、余りの物価高で、とっとと逃げ出して来たから、あまりよくわからなかったけど、何か街がキレイ過ぎて、貧乏旅行の自分達には敷居が高かった思い出が・・・


コペンハーゲンの普通の道

さて、フィンランド・・・・
寒いよ!7月だってのに、セーターだよ!
白夜です。夜は10時になっても日が照ってるから、みんなウロウロしてて、楽しそう。

夜11時やっと暗くなってきた
みんなビール飲んで、ワイワイしてて、たんこぶのイメージしてた「静かな森の木陰で素敵な家族がピクニック」とは違っています。
白人は多いし、女の人も美人だけど、期待が大きいと、「ムーミンはどこ?森は?かもめ食堂って何?」ってなっちゃうかもしれません。(ならないか?)
駅周辺にはヘビメタ風な人や、やさぐれた酔っ払いも少なくはありません。
でもね、何ていうか・・何か落ち着くわー(〃⌒∇⌒)ゞ
人も感じ良いし、のんびりしてて庶民的。

ヘルシンキ中央駅周辺
ヘルシンキにはそんなに見る所も多くないし、観光地全てが近いので、あっと言う間に観光は終わってしまいます。特に私達は美術館や教会に興味が無いもんですから余計に。




大聖堂
ウスペンスキー寺院

そんな訳で、3日目には近くの町Porvoo(ポルヴォー)まで小旅行してきましたよ。バスで小一時間で着く小さなかわいい街です。



F1選手だったミカ・ハッキネンが挙式をあげた教会




ここで一番かわいい(かもしれない)カフェでランチ



ヘルシンキ旅行で一番おいしかったもの
サラダとホットドッグ、ジュース2杯で46ユーロ(¥6,000位)高いよ!

特に大きな盛り上がりもないけれど、ホッとする楽しい半日旅行でした。
***   ***   ***   ***

で、話はヘルシンキ(フィンランド)に戻ります。
ヘルシンキでは、町にある標識には必ずと言ってイイほど、下記の写真のように、2か国語の表記があります。
              ↓

上段がフィンランド語、下段はスウェーデン語です。
フィンランドにおけるスウェーデン人の割合はたったの6%。では何で?かというと、フィンランドは19世紀まで700年近くスウェーデンに支配されていたからなんですね。
何でも、交通違反等で、警察官にフィンランド語で話しかけられて、「スウェーデン語しか話せない」と返答した場合は罪に問われないらしいんですよ。
スウェーデン人どんだけー?って感じですね。
ちなみにフィンランドはその後100年余り、ロシアの属国となった訳で、港ではロシア語の表記もみかけました。



スウェーデンの通貨はクローナ、デンマークとノルウェーはそれぞれ独自のクローネを導入していますが、フィンランドはユーロを使っています。
このクローナ、クローネは英語でいうクラウン(王冠)を意味しています。そう、この3カ国には王室があるんですね。
何かちょっとかわいそうなフィンランド・・・

また、スウェーデンが「ゲルマン民族」にルーツをもってるのに対して、フィンランドは「アジア系民族」にルーツを持っていたり、スウェーデン語が他の北欧3カ国と同じく「古ノルド語」が語源なのに対して、フィンランド語は、「アジアのウラル系」を語源としているために、フィンランド人はアジア人と呼ばれる所以なのかと思われます。
ネットでフィンランドがからかわれてるのはそういう訳だったのですね

以上、たんこぶのにわか勉強でした。
でも気取ってなくて人が優しくてとても良い所でしたよ。

フィンランドが独立して今年でたったの100周年!
知ってましたか?
たんこぶはIttala(イッタラ・フィンランドの食器メーカー)で独立100周年のマグカップを自分のお土産に買ってきましたよ。これは1965年のモデルのレプリカです。
カワイイ!


Hさんがジョギング途中にみつけた湖の素敵なカフェ
短い夏をみんないつまでも楽しんでいました